ガスは毎日使うものなので、料金はできるだけ抑えたいと考えているママも多いと思います。
賢く使えばそれほどガス代もそれほど高くはなりませんが、無理に我慢しすぎると生活に支障が出てしまいます。
特に冬場などガスを使うのを我慢して、家族に風邪でも引かせてしまっては大変です。
このページでは、ガス代が高くなる原因から、安く抑えるポイントまでご紹介しています。
ガス代が高くて困っているママにぜひ読んで頂きたいと思います!
ガス代が急に高くなる原因は?
毎月だいたい決まった額のガス代を払っていたのに、急に高い請求がきて驚いた経験はありませんか。
いつもと同じように使っているのに、一桁多くなっているとびっくりしますよね。
しかし、ガス代が増える原因は、単純にガスの使用量が増えたからに他なりません。
お湯の使用量が増えたり、ガスを使う家電を導入したりと、意外なところでガスを使っていることもあります。
そこで、ガス代が急に高くなる具体的な原因を詳しく解説していきます。
1.水温(気温)が急に下がった
水温・気温が下がるのは、ガスの消費量を上げる大きな原因です。
気温が下がると水温も下がるため、冷えた水を普段と同じ温度に温めるには時間がかかります。
お湯を温めるまでの時間が増えると、それにともないガスの消費量も増加します。
例えば、お湯の温度を40度に設定している場合、水温が20度ならそこから20度温めるだけで済みますが、水温10度なら30度温めなければならず、より多くのガスを消費することになります。
そのため、急に冷え込む日が続いた月は、ガス代が上がることがあります。
2.シャワー温度を上げた・追い焚きが増えた
シャワーの給湯温度を上げたり、追い焚きが増えたりするのも、ガス代を上げる原因です。
お湯を温めるまでに時間がかかることや、繰り返しお湯を温めることで、より多くのガスを使うことになります。
例えば、家族がお風呂に入る時間がバラバラな場合、次の人が入るまでにお湯が冷めてしまうため、追い焚きをする回数も増えます。
そのため、仕事での残業や塾で帰りが遅くなるなど、家族の生活サイクルがバラバラになった場合に、ガス代が急激に上がりやすくなります。
3.お風呂の回数が増えた(家族が増えた、使うタイミングが増えた)
お風呂の回数が増えるのも、ガスの使用量が増える理由です。
例えば、赤ちゃんが生まれるなどで家族が増えると、それにともないお風呂の回数やお風呂を使うタイミングが増え、お湯を出す回数も増加します。
そのため、夫婦二人の生活から赤ちゃんのいるライフスタイルに変わると、ガス代にも変化が表れるでしょう。
そのほか、家族や親族が夏休みや冬休みなどに泊まりがけで遊びに来るなどで突発的にお風呂の回数が増えると、お湯の消費量も増えガス代が急激に高くなります。
4.ガス機器を変えた・増やした
ガス機器を変えたり、増やしたりするのもガス代が急に高くなる一因となります。
ガスファンヒーターなど、ガスを使う家電を使い始めると、ガス代は急激に跳ね上がるでしょう。
そのほかにも、給湯器を14号サイズから16号サイズなど大きなサイズに変えるのも、最大燃焼能力が高くなるためガス代を高騰させてしまいます。
ガス機器を変えたり増設したりすることで、お湯を作る際のガスの消費量も増え、ガス代が高くなってしまうのです。
5.プロパンガスの値段が上がった(事業者が設定しているため)
プロパンガスの利用者の場合は、プロパンガスの値上がりがガス代の高騰につながることがあります。
プロパンガスは都市ガスとは違い、業者が配送したり、交換や点検、検査などがあったりするので、もともと都市ガスよりも高く設定されています。
そのうえ、プロパンガスは自由料金となり、ガス料金はそれぞれの会社が独自で設定できます。
値上げのお知らせも書面で知らせればよいとされているため、基本料金値上げのお知らせを見逃していた場合、急にガス代が上がったという印象を受けるでしょう。
6.ガスの集計ミスやガス漏れ
あまり多いケースではありませんが、ガスの計器の故障やガス業者の集計ミス、ガス漏れなどでもガス代が上がることがあります。
ガス漏れは室内で漏れている場合は臭いで気付くことができますが、屋外で漏れている場合は臭いが分からないため、ほとんど気付けません。
ガスメーターの故障や集計ミスは、自分では判断できないのが難点です。
前月のガス代と比較して3倍以上高い場合は、故障や集計ミス、ガス漏れなどが考えられます。
原因が思い当たらなければガス業者に確認
これまでにあげた原因のヒントがどれも当てはまらない場合、一度ガス業者に問い合わせてみるのが賢明です。
あまりにも異常な料金の高騰の場合は、普通では考えられないような原因で高くなっていることがあります。
うやむやにして放置しておくと、高いガス代を継続して払い続けることになりかねません。
仮に、後で過払いだと分かったとしても、数カ月に遡り過払い請求をするのは面倒ですよね。
ガス業者に確認する方法としては、電話をしたり、ガス業者のホームページから問い合わせしたりなど、色々な方法があります。
原因不明のガス代の高騰という不安を乗り除くためにも、早めに対処するのが良いでしょう。
ガス代を抑えるにはお湯を使う量を減らすのが第一
ガス代を節約するためには、使うお湯を減らすことが第一です。
お湯を多く使うシーンとしては、やっぱりお風呂ですよね。
洗髪中や洗顔中などにお湯を出しっぱなしにすると、お湯の使用量が無駄に増えてしまいます。
使わない時はお湯を止めることを習慣づけるようにしましょう。
また、お風呂だけでなく食器洗いにお湯を使用することもあると思います。
特に冬場はお湯で洗う機会も増えがちですが、あまりにお湯の量が多くなる場合は食洗機の導入を検討するのもおすすめです。
少ないお湯で洗えるので、お湯の消費量を抑えることができます。
お風呂や食器洗いなど、毎日のちょっとした生活スタイルに気をつけるだけで、使うお湯の量が減り、ガス代も安く抑えられるのです。
プロパンガス業者の変更も検討してみよう
プロパンガスの場合は、お湯の節約を心掛けるとともに、ポイントや割引を利用するなど支払い方法にもこだわるほか、料金の安いプロパンガス業者に変更するのも1つの方法です。
プロパンガスは、業者によってそれぞれ独自の基本料金を設定しており、業者によってガス代が大きく変わってきます。
そのため、それぞれの業者の基本料金を比較して、最もお得な業者を選びたいところです。
例えば、3人家族のプロパンガス料金の平均は5000円から8000円が相場ですが、それぞれのプロパンガス業者の料金を比較すると1月に1000円から3000円の開きがあります。
ただし、もともと契約していたプロパンガス業者との間で違約金が発生することもあるため、業者変更の際には契約内容をしっかりチェックすることも大事です。
1.クレジットカードでポイントを貯める
ガス業者の支払い方法はコンビニでの支払いや口座引き落としなどがありますが、クレジットカードにも対応している場合は、積極的にクレジットカードで支払うのがおすすめです。
ポイント還元率の高い現金還元ができるクレジットカードなら、支払いと相殺することでガス代を安く抑えることができるからです。
ガス代は毎月支払うものなので効率的にポイントを貯めることができるでしょう。
月々6000円から8000円のガス代なら、ポイントだけで年間1000円ほど節約することができます。
カードによっては100円で1ポイント付与されるものもあるので、ポイントをためやすいカードに切り替えるのも良いと思います。
2.口座引落や他の料金と合わせると割引できるかも
口座引落でガス代を支払っている場合は、なかなかクレジットカードのようなメリットは受けられません。
しかし、ガス業者によっては口座引落にすることで、月々のガス代からいくらかを割り引いてくれるところもあります。
東京ガスの場合は、口座引落で毎月54円の割引がされるため、年間648円お得です。
そのほか、他の料金と支払いを合わせることで、割引が適用されることもあります。
ガス業者によって割引の料金や方法も異なるので、比較して自分に合った方法を選ぶのが良いでしょう。
ガスを賢く使って上手に節約を
あなたのお宅のガス代を抑えるヒントは見つかりましたか?
ガス代は季節によって変動することもありますが、日々工夫して賢く使えば上手に節約することもできます。
この機会に、支払方法も含め、ガスの使い方を今一度見直してみましょう!