電気代が高い原因を調べるときにチェックする7つの項目と対策

あなたの家の電気代は毎月いくらぐらいですか?

家族構成やライフスタイルによって、具体的な金額は様々だと思いますが、もし高いと感じるようでしたら、一度チェックして電気代を見直してみましょう。

その際、気をつけるべきポイントが7つありますので、ここでご紹介いたします。

もちろん、チェックした後は、電気代を抑えるための対策も行ってみましょう。

ひとつずつ改善していくことで、全体の電気代も変わってくるはずです。

それではさっそく見ていきましょう!

 

電気代が高くなる原因は?

電気代が高くなる原因は?

電気代が高くなる理由には幾つかあります。

生活環境や生活空間が変わると電気代が上がることがありますので、まずは以下のポイントを確認してみてくださいね。

1.引っ越しなどで暮らす部屋が変わる

引っ越しによって家や部屋が変わると、急に電気代が上がったような気がすると感じる人もいるかもしれません。

同じような生活をしているのに、と不思議に思われるかもしれませんが、引っ越しで間取りが変わると冷暖房の熱効率も変わります。

同じ設定温度でも、当然ながら広い部屋の方が電気を使いますよね。

また、引っ越して大きな窓の部屋になると、外気の影響を受けやすくなるので、それだけ余計に電力が必要になります。

さらに、家電が備え付けのケースでは型が古い可能性もありますが、古い家電は過剰に電力を消費してしまいます。

このように、引っ越しで部屋や間取りが変わると、電気使用量も変わり電気代が上がるのです。

2.電気を使う家電が変わる(漏電や旧タイプで電力消費効率が悪いもの)

最近、家電が壊れて中古を購入したり、昔使っていた家電を出して使ったりしていませんか?

高い電気代の原因は使っている家電かもしれません。

家電を取り換えると、使用する電気量が変わることがあります。

旧型の家電は一見、新しい家電に比べてパワーがなくても、実は余計に電気を消費します。

消費した電力の割にパワーが低いことを電気効率が悪いという言い方をしますが、旧型の家電ほどその傾向が強いのです。

特に最近の家電はエコのために電気効率が高くなっていますので、長い目で見ると新しく買い替えた方がオトクかもしれません。

3.家にいる時間が長くなる

産休・育休や転職などで、これまでと生活リズムが変わっていませんか?

在宅時間が増えると冷暖房や電灯の使用時間が長くなり、電力の消費量が増えることがあります。

その他にも何となくテレビを見る時間が増えたり、こまめに掃除機をかけるようになったりと、生活パターンの変化が電気の使用量が増える原因になっているかもしれません。

また、これまで忙しくて深夜に洗濯機を回すなどの家事をしていた人は、日中にそれらの家事を行うと同じ電気量でも、深夜より日中の方が単価が高いので、電気代が上がってしまうことも考えられます。

4.つけっぱなしで稼働させる家電が増える

最近、つけっぱなしで待機稼働させる家電が増えていませんか?

待機稼働とは、使用する時のために準備をさせている状態のことを指します。

代表例としてはトイレの便座を温める機能があります。

いざ使う時のために常に温め続けており、当然ながら温め続けている限り電力を使います。

他にも、普段目に見えて稼働していないけど、いつでも使えるように待機稼働させている家電があるかもしれません。

こういった小さな積み重ねも、電気使用量が増える原因になるのです。

5.気温が急に上がる・下がる(寒暖差が激しくなる)

寒暖差が激しくなると、電気代が上がりやすくなります。

春先や秋口に限って電気代が高くなる、ということはありませんか?

エアコンで室温を管理していると、朝晩の寒暖差に反応して朝の寒い部屋を暖めるために、あるいは昼の暑い部屋を冷やすために電力を使うようになるのです。

気温が急に変わると家電も設定温度を保とうとしてより多くの電力を使います。

気温が変わりやすい時期には、特にエアコンや暖房の使い方を考えた方が節約になります。

6.漏電・盗電

漏電や盗電が原因で使った覚えのない電気量が計上され、電気代が上がっているというケースもあります。

漏電は文字通り電気が漏れてしまうことであり、古い家電など電気配線のほころびから起こります。

途中で電気が漏れているのですから、実際に家電の働きとして使用されている電力以上に供給されている、ということですので電気代は高くなります。

また、盗電は文字通り電気を盗まれることで、自宅へと電力を引いてくる経路に盗電する経路を作られることなどが原因です。

可能性としてはゼロではありませんので、急に電気の使用量が増えたのなら、これらのトラブルを考えてみてもいいかもしれません。

7.電気料金の値上げ

電気の使用量は全く変わっていないにも関わらず、電気代が上がってしまうケースがあります。

それは電気料金そのものが値上げになる場合です。

電気料は、火力発電に使用される石油や天然ガスなどの資源の輸入価格を反映して変化しています。

生活に何も変化はないのに急に電気代が上がった、と思った場合は利用明細で単位当たりの料金を確認してみてください。

また、電気の基本料金も稀に変わることがあります。

基本的にお知らせを契約世帯に配ってから基本料金の値上げになりますので、もしかしたら大事なお知らせを見逃しているのかもしれません。

一度電力会社に問い合わせてみてはいかがでしょうか?

 

漏電・盗電を疑うケースについて

漏電や盗電の可能性

漏電を疑うのは旧型の家電を使用している場合などに生じるトラブルです。

何だか昔よりパワーが無いと感じたり、異常に家電が熱くなる気がすると感じることはありませんか?

もしかしたら、古くから使っている家電の内部でショートを起こしているかもしれません。

買ったばかりの家電でも、初期不良でショートを起こすものが混じっていないとも言い切れません。

節電の家電のはずなのに電気量が買い替え前と変わらない、と感じたら疑っても良いでしょう。

そのようなケースは節電にならないどころか火事の原因にもなりますので、使用をやめ買い直すのが賢明です。

また、盗電は急に電気使用量が増加した場合に疑います。

マンションなどでは配線工事を行った際に、繋ぎ方のミスなどから知らないうちに他の家に電力が流れる、などといったトラブルも考えられます。

最近電気工事があったのはいつなのか、電気代の上昇と関係がないか考えてみましょう。

 

電気料金の値上げについて

電気料金の値上げについて調べる

電気料金の決め方には、発電に関わる燃料の価格、特に石油や天然ガスなどの輸入価格も関わっています。

そのため、発電方法が同じであれば、電気の単価自体には電力会社間で大差ありませんが、毎月の電気使用明細を確認すれば、電気の単位当たりの価格が変わっていくのが分かるでしょう。

しかし、電力会社の発電設備の刷新などによるコストが上乗せされるケースがあります。

これは基本料金に加算されることが多く、使用量に関わらず支払うことになりますが、多くの場合は値上げの前にお知らせが電力会社から契約世帯に事前に配られます。

電気料を複数の電力会社で比較した時に明らかな差として現れるのはこの上乗せ分です。

電力自由化でどの電力会社から電力を購入するか選べるようになった時代になりましたので、どこを利用するのがお得か考えてみましょう。

 

電気代を減らすためにできること

電気代を抑える方法

電気代を節約するために、まず考えるべきなのは電気の使用量を減らすことです。

電気を使う目的は同じでも、使用する電力に差が生じることがありますので、使う家電から見直してみましょう。

例えば、お湯を沸かすための電気ポットと電気ケトルを比べてみると、電気ケトルのほうが使用する電気量は少なくて済みます。

電気ケトルのほうが容量が少なく、少ないお湯を沸かすためのエネルギーしか使わないためです。

確かに、電気ポットの容量の大きさは魅力的ですが、一度にたくさんのお湯を使い切らない限り、沸かすお湯は少なくてよいはずですよね。

電気ポットでたくさん沸かしても、余ったらまた温め直さなければなりません。

その点、飲みたい分だけ沸かす電気ケトルのほうが、電気も水も無駄なく使用できるのでオススメです。

1.ブレーカーのアンペアを減らす(基本料金を抑える)

電気料金のうち基本料金は各家庭によって異なります。

それは、契約している電気のアンペア数が異なるためです。

アンペア数とは一度に使用できる電流の最大量ですが、これが大きくなるよう契約した場合は基本料金は高くなります。

そもそも想定している電気使用量が異なるので、各家庭で契約しているアンペア数も異なっているのです。

マンションなどでは20Aが一般的です。

20Aで足りず頻繁にブレーカーが落ちてしまうというのでは困りますが、実際の使用量が契約よりずっと少ない場合はアンペア数の見直しを検討した方がいいかもしれません。

契約しているアンペア数を下げると、同時に使用できる電力は低くなってしまいますが、基本料金を下げることができます。

2.電力自由化を利用し、電力を安くできるプランがないか検討(携帯との抱合せ、安い業者への切り替え)

今では、電力自由化によって様々な電気事業者から電力を購入できるようになりました。

これまでは参入が難しかった大手電力会社以外の企業が電気業界に参戦しています。

例えば電話会社の電力部門など、特色ある電気事業者がプランを提示していますので、これらを比較検討することでオトクに電気を利用できるようになります。

電話会社の電力部門であれば、電話料金と電気代の支払いをまとめるプランもあります。

こういったプランを活用すれば、電気代が安くなるだけでなく、携帯電話のデータ量がプレゼントされたり、ポイントが貯まったりするなどのメリットも受けることができます。

この機会に、電気代だけでなく電話料金などの支出をまとめて見直してみてはいかがでしょうか。

 

電気の使い方や契約を見直してみましょう

電気代が高い原因を調べる方法まとめ

ここまでお読み頂くと、電気代も工夫次第で安く済ます方法が色々あることがお分かり頂けたかと思います。

電気の使い方だけでなく、アンペア数や電力会社の契約を見直すことでも、電気代が変わるこもあるのです。

今回ご紹介した中には、一度見直した後はタッチする必要のないものもありますので、この機会にチェックしてみましょう。

電気代が高い原因を調べる方法
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